飛行機製作支援ツール 
最新式
多段式上反角自在治具
精密型  
製作意図 多段上反角を持った主翼製作で困難な
のは図にある様に片翼で3段上反角の
設定はその代表格であろう。一般的に
は2段上反角が大半だがこれとて容易
ではなく初心者では難しく中級者以上
で且つ工作熟練者でないと作れない。

当製作所ではこれまでにも自在上反角
工作支援ツール
を開発して来た実績を
活かし多段上反角設定用治具を開発し

誰にでも
容易にして正確に工作出来るを
目指しました
 
上反角設定風全景    
構造概要  @:ベース盤
  この上に治具基幹部を搭載
  建築用Z金具を利用した

 A:上反角セット位置図
  設置駒を配置する寸法指図
  指定する位置に正確に設置

 E:スライドガイド
  対向するF摺動補助と制限

 F:スライドレール
  左右翼設置する基盤となる
  この上に@が乗る重要部品
  対向のFで胴体を固定する

 G:胴体クランプ部
  対向するFで間隙を構成し
  この間に胴体を挟んで固定
  角度設定時の機体を抑える
 
  治具各部名称と役割     
構造詳細  B:1段目上反角位置決め駒
 C:2段目上反角位置決め駒
 D:3段目上反角位置決め駒
  これらによって角度設定
  位置と高さが正確に決定
 E:スライドガイド

 F:スライドレール
 G:胴体クランプ部
 H:フィキシングブロック
  対向するFの万力作用を
  利用しG間隙調整し加圧

   Fが矢印方向に移動する
  事で間隙を変え固定力を
  増減し固定する事が可能
 
  上反角精度維持の仕組み    
固定装置    E:スライドガイド
 F:スライドレール
 H:フィキシングブロック
 I:フィキシングボルト
  浮動側Fと固定側Fとを
  接続するEをボルトIを
  受けるH(雌ねじ側)とで
  対向するFを摺動・固定
 
  フィクシングシステム    
治具概要 各上反角設定位置と高さは図面上にて
求め、それぞれの値をベース盤の大きさ
に合わせた短冊状の紙に印刷し貼付け
て指定した位置に駒を固定するだけだ。

位置決めされた駒に従い翼を設置後に
固定するだけで難関の多段式も容易だ
 
   多段上反角自在設定システムイメージ    
       
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