サーマルハンティング
飛んで当たり前なら味方に付けたい
飛行機の性能が向上し均衡している時
どうやって滞空時間を稼ぎ出しますか
フリーフライトプレーンの友は誰と聞けばどう答えるか
詳しくは「歴史に見る模型飛行機の顔さまざま」をご覧下さい
サーマルとストリーマの相対位置となびき方

サーマルに対して十字型に、1~5、A~Eのストリーマを
配置した時の、上、前、横から見たそれぞれのなびき方

上、前、横から見た同じ時点の動きで、
例えば中心のC(3)、渦巻きながら末端が上を向き
サーマルの外の1と5は、たれながら逆方向を向く 
 迫ってくるサーマル正面から見るとこの様になっている
うんそれじゃ~サーマルを上から覗いてみたらどうなっている
横を通り過ぎるのを感ずる事があってもその中はどうなっている
 敵(下降気流)か味方(熱上昇気流)か見分ける秘術
Uコン技術誌より引用掲載
勝田大一氏著 HLグライダー飛ばし方
上昇気流(サーマル)と飛ばし方 
   投げ方を良くする事は、より長く飛ばすのに役立っている事は確かですが
上昇気流を利用する方が長時間飛ばすにより良い方法である事は、既にご存
じの事と存じます。

 しかし、上昇気流は飛ばそうとする時にいつでも、何処にでも有るもので
はありません。それが確実にありそうな場所を捜さなければなりませんし、
それが発生するまで屡々
(しばしば)待たなければなりません。この様に投げ
る為の何時、何処でを知る事は、投げ方を知るのと同じ位に大切な事です。

 上昇気流はグライドにどう影響するのでしょうか?
優秀なHLGが通常の沈下速度でグライドする時は約0.6m/secの割合で高度を
失うと言われています。上昇気流は
HLGの沈下速度を遅くさせるので、滞空
時間を長くする元になります。
気流の上昇速度が
0.3m/secの時は、HLG0.60.3、つまり0.3m/secで沈下
する事になります。と言う訳で、
HLGは普通3040sec()の滞空、場合に
よっては
6080sec(またはそれ以上)飛ぶかもしれません。
 上がりもせず、下がりもせず同じ高度のところをクルクル回っている事が
ありますが、この時は丁度機体が沈下速度と同じ
(釣合う)0.6m/secの上昇
速度の気流の中を回っている訳です。若し、仮に
2.4m/secの強い上昇気流に
出会ったとすると
2.40.6、つまり1.8m/secの割合で高度が上がります。
 こんな時、HLGは特急のエレベーターで上がる様に急速に高い空の彼方へ
消えてしまいます。
3.6m/sec以上の上昇率になり、1分間に180m以上の高度
になります。この様な上昇は、ちょくちょくは起きないけれども有る事は確
かで、
HLGはアッと言う間にちっぽけな点となってしまいます。
 
 上昇気流の影響
 
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