主翼組立工程
薄翼キャンバーと上反角設定
 水戸南航空製作所
KIKUCHI.M
 キャンバー(湾曲)競り合いと大きさを知る
 
競り合いの大きさ    キャンバーを付けた翼に上反角を設けには主翼中央部を境折り曲げる手法がとられている
この折り曲げ工程で問題なのが折り目境界で左右の矢高が競り合いキャンバーが潰れます
潰の原因はキャンバー付けに依る競り合い部の潰し合いにありこれを避けねばなりません。

 そこでキャンバー付けで生ずる競り合い部を逃がす必要があります、競り合い部の大きさを
知りその部分を切除することで均一且つ滑らかで左右対称の翼を形成することが出来ます。

 競り合い部の大きさ[b]は@とAの要素で決める事が出来ます。
  @:上反角の大きさ(角度)
  A:キャンバー高さ(厚み)
 
 
 関数電卓を用い切り欠き部の大きさを求める
 予め最大翼厚[a]を[1o、1.5o、2.0o、2.5o、3.0o]用意し対応する上反角より切り欠き部の大きさを求める
 Home 
   
 
   
inserted by FC2 system