高性能主翼
精密組立マニュアル
MainWing AssyProcess
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H291031
設計/制作者 水戸南航空製作所 KIKUCHI.M
 機体部品2機分
  @:主翼上面
  A:主翼下面
  B:主翼補強材
  C:水平尾翼
  D:フィレット
   (主翼・胴体接合)
  E:フック飾り

機体部品図
注)図はレイアウトの都合で縦横比を変えてますのでコピーしても飛びません
 主翼組立盤
 T字金具と厚板で構成
 ※T字金具
  建築用Z金具
 ※厚板
  床材端切れ

 ・T字金具加工
  角にRが付いている
  のでヤスリで取る
 ・床材使用の訳
  表面処理されており
  接着材が付き難い
主翼精密組立盤
 太枠線に沿って正確に
 切り出す事が重要だ!

 主翼前縁と翼端の角は
 [直角]に切り出す事!

 ここがT字金具の角に
 収まり正確に組み上げ
 る事が出来る言わば肝
部品切り出し
(ここでは1機分を例に説明)
組立手順−01

 主翼表を盤に載せる
主翼上面を用意
組立手順−02

 裏に中心線を引く
 前縁側を下にする
 T字の角に合わせ
 テープ等で仮止め
主翼の裏側に中心線と前縁側が判る目印を書く
組立手順−03

 主翼を裏返しにします
 前縁側を下にして置く
 前縁を示す印を付ける
 
主翼上面を裏側にしてT字の角にピッタリ合わせる
組立手順−04

 足付き部品で位置決め

 基準線に補強材を置く
 
補強材(足付き)を用意して主翼上面裏側に中心線を引く
組立手順−05

 補強材[左]の輪郭を描く
補強材(足付き)を中心線に沿って置き輪郭を描く
組立手順−06

 補強材[右]の輪郭を描く
左と同じく右の補強材の輪郭を描く
組立手順−07

 以上で補強材位置決定
補強材左右の位置を決める
組立手順−08

 補強材貼り付け
 位置決めの足は不要
 貼付ける前に切り取る
補強材を描いた位置に貼り付ける
組立手順−09

 補強材接着確認
 主翼下面(裏)を貼り付ける
 図の様に基準線に沿わせる
主翼下面(裏側)部品を基準線に沿って正確に貼り付ける
組立手順−10

 主翼下面(裏)貼付乾燥確認
接着材乾燥確認した後に組立盤より取り出す
組立手順−11

 乾燥確認後組立盤から外す
 主翼上面(表)輪郭線に沿って
 ナイフやハサミで正確に切る
 
主翼成形作業と仕上がりイメージ
組立手順−12

 成形後の主翼下面(裏)を示す
主翼組立終了
組立後に行う重要な作業
1) 切り出した紙の端に出来た返りをサンドペーパーで研ぐ
2) 下面(裏)と上面(表)境界の段差をサンドペーパーで研ぐ
3) 主翼前縁は「丸く」仕上げる、絶対に尖らせ無い事!!
4) 塗装は塗料とシンナーを50対50に希釈し必ず2回塗る事!
5) 塗料乾燥後に翼の渕と表面を #600でざらつきを取る!!
6) ざらつきを取った後、必ず #1000でシッカリ研ぎ直す事
7) 研ぎ終えたら必ず柔らかい布でバフ掛けして仕上げる事
仕上げのポイント
 主翼の前縁は尖らせ無い
 組立後は必ず塗装する事
 主翼面と縁のざらつき無し
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